2019年 方針

 商品の販売について必要なのは以下の三段階です。

 

① より良い商品を作る。

② 顧客層にその商品を的確十分に告知する。

③ 効率良く販売する。

 

 まあ、うちら同人誌にしても、①については大前提ですね。しょうもないものは売れるはずがない。もし、作品が読者に売れないのは、そもそも買うに値するだけの質が保たれているの? と常に自問すべきです。

 

 実生活の会社で営業に回った時に、「こんなしょうもないの売れるわけないでしょ!」という新製品を押し付けられた経験があります。あれはやばかった……(しかも複数回)

 でも、会社はそれを認めないんですね。売れるはずだと現場をごり押しする。

 なんでって? 売れる前提で今年の事業計画たてているから。さらにその新製品を企画・製作したのが、会社の花形・将来の偉いさんの製品企画部のエリート様だから!

 

 いや、まじ地獄でした。勝手に会社に売り上げ目標建てられて、どうにかしろと押し付けられる。できるか! と思いつつ、無理を承知で販売計画たてて市場に出すも、当然、売れない。店頭に並べられただけ。

 なのに、仮にも販売計画をたてたのだから「自分の作った数字に責任を持て!」と責められる。しょうもないのを作った会社及びエリートの責任追及は一切無し。そんな新製品は結局、全部潰れて短期で廃盤になったけどね。

 でも、後で本社の友人に確認したら、「現場の展開力・営業力に不足があり失敗した」という総括になったらしい。……権力のある無能が、真面目なだけの弱者を叩くんですよ。

 

 そういう会社生活でのトラウマがあるので、とにかく今年も①を主眼にいきます。売れる売れないはまずは製品力。同人での母子有料小説なんて他には誰もやっていないんですから、とにかく多作で、従来の紙出版の枠(長さとか値段とか諸々)にとらわれない創作を続けます。まずは、とりあえずは当初目標の百夜まで!

 

 で、③については従来通りにAmazonで行きます。満足はしてませんが、現時点でここが一番効率的かつ広範囲で簡単に活用できるでしょう。少なくとも日本企業でありながら、取引交渉を英文のみで送り付けてふんぞり返っているトコロよりましです。

 まあ、Amazonさんは自社の利益徹底主義で、その為に顧客の支持を第一に重視し、その為であれば協業先でも平気で食いつぶす会社ですから、永遠の友情はないのでしょうけど。その覚悟ですけど。

 

 そして問題は②。

 正直、あまり手が回せてません。ここのブログくらいですが、毎日更新する余裕もなく、情報発信としては不足すぎます。

 と言って他に手段も思いつかず……ほんの十年間ならこまめなブログ発信で顧客にアピール! という成功談は数多あったんですが、もう時代が先に行っていまして、質量のレベルアップによって、ただのブログにそこまでの情報発信力はなくなったようです。

 

 ……ここら辺の悪影響が如実に出ているのが、昨年末からですね。Amazonの読み放題の利用ががくんと減っているんですよ。だいたい最盛期の半分くらいに。

 新製品の初月売り上げは変化ないことから、支持が減ったとかではないでしょう。各作品の読み放題ページ数を検証すると、つまり、これは「気になった過去作品はもう読んじゃった」ですね。ええ、みなさん、うちのお好み作品はほぼ読んでしまわれて、後は新作中心の注目になっているという……

 

 数字から推測するに、現在の恋歌んちのお客様は、まず新刊が上梓されるの待っていて、即買う・読むのお客様が五十人ほど。

 それから定期的にネットでのぞいて、気に入ったら読んでみるが百人ほど。さらに不定期的にのぞいてみて、めぼしいのをつまみ食いする人が二百人ーーというところでしょう。

 

 これは濃淡あれど固定客様がついたということで嬉しいです。ただ、以前から宣言している『月売り千作』という目標にはなんともなりません。いや、未達で固定化しているということですから。

 

 まあ、お客様が増えないのは作品の質もあるでしょうが、発信の不足もだと思います。正直、やりきれては絶対にないですからね。むしろ、これだけの発信でこれだけの固定客様に支持されているのなら、もっと拡げればという事になります。

 

 でもね、その方法がわからない。今の私生活の隙間の時間のやりくりで、そっちにどれだけそそげるかという問題もあります。

 

 結論。

 とにかく今年も出来る事からこつこつ頑張ります。まずは作品の質と量です。皆様のご感想を参考にした、あらゆるパターンの作品を創作し続けていきます。隔週刊を目標に。

 

 その上で――その上で、拡宣とか新規お客様開拓にもちょっとは頭を回したいのですが……正直、現時点で知恵が回りません。

 

 そこで皆様にお願いです。この現状打破のいいアイデアをお持ちの方は、ぜひぜひ恋歌にご教示くださいませ。うちのメールでもツイッターのダイレクトメッセージでもいいです。

 そのアイデアを採用の際には、あなたのお好みのお母さん・キャラ・設定で一作書きあげましょう。上梓もします。約束します。

 

お願いします! 九十七世

 

 

2019年01月29日