近親相姦って 創作編
ここまで近親相姦が意外と普通のように語ってますが、創作の点からすると、やはり背徳感はあったほうがいいです。
お前が言うな!ですね。すいません。
ただ、『近親相姦≒禁忌』な世界のほうが、同時にその禁忌をあえて犯すドキドキなりワクワクなりが必ず前提になります。これが創作者にはとても美味しい。
『睡蓮亭』にしても世界では責められる近親相姦をここでは安心して出来る! がセールスポイントであって、まずは禁忌ありきなのですよ。
漫画には多い明るい近親相姦作品も禁忌を明るく犯すから意味があるのであって、完全にタブーじゃないなら、ただのオネショタ・熟女ものになります。
いけないとわかっていても最愛の息子に強引に迫られ、或いは女体の疼きに我慢できずに、ついつい相姦してしまうママなんかの可愛いさは、やはり背徳感がなくては成り立たないのです。
もっともこの背徳感を意識しすぎると、商業誌の近親相姦作品のように、やたらバッドエンド、鬱エンドばかりになるんですよ。まったく、近親相姦に愛情がない作家はすぐこれだから…
最後まで、いや終わってからもドキドキ・ワクワクを続けさせてやんなさいよ!
作品にも、読者にも!
ちなみにそういうわけで、恋歌の作品には、鬱やバッドにつながりかねないキャラクターーー父親はまず出てきません。必ず死別か離婚になってます。
『ファザー・キラー』と呼んでくれたまへ(*ノ▽ノ)。 十世