すりこみ

恋歌は田舎の子で、高校は真面目だけが取り柄の地味なとこでした。
何せ、校庭にタバコの吸い殻がおちていたというだけで、緊急全校集会するくらいで。……先生達も暇やなあ。

そんなお堅いとこですから、当然、漫画もゲームも持ち込み禁止。見つかったら即没収。

ですが、一ヶ所だけ治外法権なとこがあったのですーーそれが漫画研究会。

漫画の研究の為の資料ですから、漫画やアニメが部室にあっても当然。休み時間に読んでいても部活動。

恋歌は一切、画力はないので入部はしませんでしたが、親友がそこの幹部だったので、堂々と居候してました。
でかい顔して、そこの漫画の山を貪る様に読み漁ったのです。

そしてそこで運命の出会いーー名作『風と樹の詩』

少女漫画で最初に正面から少年愛を扱った作品で、金髪美少年ちょっとビッチのジルベールとジプシーの血をひく純朴少年セルジュの悲恋ものです。

当時はセーラー○ーンにゲイカップルが出るくらいで(あ、恋歌はウラヌス派)、『風と~』はすでに古典でしたが、良かったわあ、夢中になって読み込んだものです。

まあ、絵が綺麗。お話も綺麗。余計な女が出ない、の良いとこ尽くしでしたわ。
作者の竹宮先生は少年愛ものはこれだけで、後はSFやファンタジーでいくつもヒットシリーズを出されています。本物の実力者ですね。今は大学の教授をなさっておられます。

ああ、女子小学生と二十代青年のラブコメという、今なら東京都条例がカチコミかけてきそうなシリーズもありましたねえ。

とにかく『風と~』は名作でした。
名作すぎて、恋歌は同性愛モノを全てこれを基準に見てしまう様になったくらいで・・・

だからBL大隆盛の昨今ですが、そっちにはちっとも萌えません。作品みても、なんだこの兄ちゃんとオッサンは? と眉をひそめるくらいです。

東京に出てきて、リアルにゲイの人達を見た時にがっかりしたもんなあ。いや、その方々にド失礼ですね。ごめんなさい。

でもセルジュもジルも居ないんだもん。"(-""-)"

それに、そのリアルな行為も知ると…お尻はどうもねえ。あれは攻めは衛生的に、受けは医学的にいかんでしょう。
え? 濡れる? 違うの。それは漏れているの(まあ、お下品)

もっとも腐女子にもそこらへん気にする人はいるらしく、彼女らは問題解決の為に『ヤオイ穴(801穴と書く)』なるものを発明しました。

それは何?って? 知りませんよ。
何でもイイ男にはついていて、男同士の時に使う。妊娠も可能なんだって。
どう言う理屈かは聞かないで。恋歌もわからないんだから。

まあ、そのポジティブは認めます。この前向きの姿勢がBLをあそこまで大きくしたんでしょう。

近親モノも見習いたいものです。


というところで、次作ですが、題名『甘母』 今は半分くらいです。
テーマは『どエロ』 おいおい大丈夫?

宣伝ですか?蹂躙してやりなさぁいっ! 七十四世


2018年03月14日