書き込み

『無限に広がる大宇宙……』


と書けば小説なら充分伝わるが、漫画だと大宇宙を無限に広げて描くのが大変 と昔、プロの漫画家が言ってました。真理です。

目で見せるのではなく、文字を読んでもらって読者に頭の中で想像(創造)してもらう小説は比較的容易に大きな情報を伝えられます。
日本語のように表意文字(漢字)と表音文字(ひらがな・カタカナ)を併用していると尚更に。

……まあ、文字への知識とか想像力とかが前提になりますが。

創作の際、キャラ作りはしっかりやります。名前からスタイル、性格諸々に至るまでちゃんと決めます。
じゃないと具体的に動かせないんですね。作者がいい加減に認識していると、他キャラとの区別がつかなくなってくる。

ですが、最近の傾向として作中でこの詳しいデータを全部載せる事はひかえてます。

何故って? もちろん読者の『創造』を邪魔しない為に。

一般小説なら怒られる手法でしょうが、官能小説ならーー特に母子に特化している恋歌作品なら、読み手の中にすでに理想の母なり息子なりが存在しているからです。

特に容姿については千差万別であるでしょう。ならばいちいち具体的な容姿設定を伝えるより
「綺麗なお母さん」 、『可愛い息子』として、あとは読者の心の中のもっとも魅力的なキャラを想像してもらうほうが良い。誰もが心地好く酔えるでしょう。なんせ『理想の人』なんですから。

恋歌作品を読んで頂ければわかりますが、キャラの名前は最初のほうしか使いません。ねっとりシーンになると名前すら消え、母とか息子の表記になります。
すごいのだと母キャラの名前が最後まで出ないのもありますしね。

母でも息子でも理想の人を思い浮かべて下さい。あなたの名前をいれるのも可能です。むしろ推奨します。

電子書籍に挑戦してそろそろ一年。コンスタントに書くようにしてから、いろいろなものが見えてきました。やはり、修練は必要なのですね。
コツコツとしか出来ませんが、いつも黙って読んでくれている方々がいる限り、頑張りたいと思います。


あ、次回作は『良妻賢母 夏美』です。今、一万字弱くらい。今月中に出せるかな?

三十七世

2017年07月18日