テーマ

小説のみならず、フィクションには決めごとというのがあります。

例えば推理小説なら、まずは殺されて、なんか謎があり、一人は犯人を決めねばならない。

恋愛小説なら最低二人は登場人物が必要ーーみたいなのです。あ、最近は性別にはこだわらないとか。

これがジャンルがさらに小分けになると面倒臭くなるもので、例えば恋愛小説の中のハーレクィンロマンスのようにーー

特に美人じゃないけど、性格は良くて地味な、まるで『私』みたいなヒロインと
イケメンで、ちょっと影があったりして、でもお金持ちで大抵は社会的地位が高く、そして何故かヒロインを熱烈に愛する男が必須だったりします。

こういうのは読者に安心を与えるのですね。読む前にだいたいわかる。それが好きなら読めばいいし、嫌いなら買わなくて良い。無駄が省ける。

あまり制限が強いと内容がマンネリになるという意見もあるでしょうが、マンネリだって芸ですよ。
安心の味にちょっとなんか足すだけでいいの!というお客様はおられますから。好きな人が選べばいいと思います。

恋歌の場合ですと
・綺麗か可愛い母 優しいけど大抵はちょっと淫ら
・格好いいか可愛い息子さん たまにケダモノ化
・甘くてエロい秘密の関係。
・笑いも外せない。
というあたりでしょうか。お客様は内容はともかく、とりあえず方向性にはご安心して頂けます。

もともと同人誌はそういうのははっきり明示するのが礼儀だそうで。


ただ、書く方としては基本設定が強すぎてマンネリと言われるのは辛い。恋歌の場合は特にまだ芸になるほど洗練されてないのですから。

よって、書く時には作品ごとにテーマをまず作るようにしてます。基本から違えとけば個性は出るはず という作戦です。

例えば
睡蓮亭なら『イケナイ事が許される世界』
ウォーターなら『知らずに行って染められて』
双り母なら『貴女は母ですか?それとも女?』
良妻賢母は『良き妻 賢き母 でもお相手は最愛の息子』
おママごとなら『誤解から始まる初めて物語』


そして次回作『もっと ずっと』いちゃラブを極める!

はい、今週だけで六割仕上がりました。クックックッ。いつまでも『夏休み宿題女』と思うなよ。量産体制を着々と用意していたわけなのですよ。

というわけで、月末上梓を目指して鋭意創作中です!


宣伝でした~~   三十三世

2017年06月16日