恋歌はエア 前編

近親相姦研究所には電子私書箱というサービスもありました。
HNのある常連さん用で、互いに私信がやり取りできるのです。
恋歌の場合は投稿小説の感想を頂くのが主でしたが、他にも互いの情報交換したり、近親愛への議論なんかもよくさせてもらいました。掲示板を介さない双方だけのお話なので、本音で語れるのですよ。
そのぶん、セキュリティとかは互いを信じるしかないのですが、実際にはただの一度もその手のトラブルはなかったはずです。他人の悪口が出た記憶もありません。皆さん紳士淑女だったんですねえ。

そこでわかった面白い事が、近親相姦モノを好むファンには二種類があるという事。
すなわち『リアル』と『エア(→恋歌の作った分類です)

リアル』についてはわかりますね? 現実に近親愛に憧れている人達です。
間違いなく実の家族の誰かに恋してまして、本当に思いを遂げた方やうまくいかなかった方、心の中に秘めたままにした方等々パターンはありますが、いずれにせよ『リアル』な人達です。
数としてどれだけかはちょっと言えません。私書箱でも言っている事がどこまで本当かは確認しようがないし。
ただ、研究者の報告ではあるアンケートの内、三%くらいが近親者と性的行為を行った事があるというのもありましたから、実際には結構おられるのかも。

ネットでも近親愛を題材にしたサイトの運営者はたいてい経験済みを公言してますしね。


そして『エア』は近親愛には興味があるないしは好意的だけど、本人の実の家族には一切恋愛感情の無かった人。

具体的には、まず親の離婚や死別で家族というものが欠けていた人。家族そのものの認識が薄く、思春期以降は男女の意識が先になって近親愛でも拒絶感が無いパターンです。
次に家族がいても恋が出来なかった人。これで一番多いのは両親兄弟姉妹が自分の好みではなかったケースですが、これはまあ笑えます。

最悪が家族から虐待を受けていた事によって、実の家族そのものを拒絶。その空いた分に架空の近親愛がはいっているパターン。

典型的な具体例で言えば、この恋歌です。

(まだまだ長くなりそうですので続きは次で投稿します)  四世

2017年01月12日