なんで有料? 計画

2016年に官能小説創作を再開しました。ほぼ十年ぶりです。
ここに至る経緯にはなかなか面白い話があるのですが、長くなるので他の世でやります。

とにかく今度は最初から有料でやるつもりでした。
近親相姦研究所はもうありませんし、あそこの管理人さんの厚情を思うと、今更、よそでやる気にはなりません。

何よりも「無料だから読んでやっている」の評価に十年たっても消えなかった少しの怒りが…

ちょうどこの頃、推理小説作家の森博嗣先生のビジネス本を読んで、「電子書籍」というのがあるのを知り、これで行こうと決意しました。

この電子書籍のメリットとは
①個人でも出版できる。
②紙で製本するわけではないので、在庫も流通も店舗も不要。
③印税が六~七割と高い(普通の本は約一割)
などです。まさに経費をかけられず、少数しか売れない同人誌にはうってつけ。

最初に決めたコンセプトは
・ 長さは薄めの長編(五~十万字くらい)。だいたい一晩で読める量を想定しています
・値段は五百円くらい←電子書籍化されている既存の官能小説より三割くらいは安いはず。
・ジャンルはコメディも入った近親愛小説。既存作品は参考にしない。小説作法や書き方も無視する。
にしました。一人でやるんだから好きにしたい! と言う事です。

かくして九月に復帰第一作『慕愛舘 睡蓮亭』をAmazonにて上梓しました。かって一番人気だった睡蓮亭の続編です。

そして出す以上は売上予測と言うものが要ります。資本主義ですから。

一応、基準は
1、かかった経費は回収したい(手続きなんかを業者に任せましたので、その手数料が三万円ほど)
2、せめてバイトくらいには稼ぎたい→恋歌の筆力でこの尺の作品は最低五十時間くらいかかっていますので…
3、やはりそこそこは弘めたい。
です。

この1から3までを勘案して希望として、二百冊を目標にしました。

近親相姦研究所への無料公開のアクセス数の一パーセント以下ですが、今度は有料なのだから、これでも前向き過ぎるかも知れません。

Amazonの印税は約六割ですので、一冊売れたら三百円。二百冊で六万円。経費の三万円ひいても三万円残る。これを時給にしたらバイト代は一時間六百円!という、獲る気の狸の皮算用です。

まあ、アマチュア同人誌としては悪くないでしょう。そこそこしんどいんですが、創作そのものは好きですし、自宅でやる趣味でお金が入るのなら幸せだと思うべきです。

そして発売から4ヶ月たちました。さて、その結果は!?   

 十四世

2017年02月08日