近親相姦って 現状編

一般社会において近親相姦とはタブーです。やっちゃいけない事になってます。

でも、なんで?

一般によく言われるのは「生まれた子供に障害が出る可能性が高い」

これは牧畜やブリーダーなど動物の繁殖を扱っている現場には現実的な問題でしょう。確率でも異常の発生率は高いし、近親交配を繰り返すほど劣化するのが普通です。
人間でも近親婚を繰り返した欧州の王家や古代エジプト王家では障害が多く存在しました。

またあるレベル以上の生物の生殖が無性ではなく有性(♂と♀で行う)なのもメリットとして、遺伝子を混ぜる事による種の多様化にあります。
いろんな能力を持った子孫を揃える事によって、環境の変化に対応できるようーー新しい環境に適合した子孫だけでも生き残れるよう狙っているんですね。
よく「優秀な遺伝子」とか言いますが、この場合の優秀とはその時の環境に適合しただけであって、将来がどうなるかわからない以上、とにかく種類を揃えたほうが有利なわけです。

そうすると遺伝子が近い近親者との生殖は不都合になります。ですから動物には子が生殖できる年齢になったら群れから離れたり、或いは親が積極的に追い出したりするのが多い。

以上の理由で「近親相姦は悪!」と言うのが代表的な非難パターンです。

でもね。このパターンには根本的な穴があるのです。
つまり


『子供を作らないのなら近親相姦をやっても良いんじゃね?』

生殖による繁栄(人口増加)が大正義だったのは二十世紀まで。現在の世界の人口増加率ならいずれ地球はパンクします。食糧すら足りないでしょうし、さらにこの増えた人口全部に先進国並みの裕福さを与えるとなると、資源もあっという間に枯渇するでしょう。

国によっては少子化対策がいるとこもありますが、地球全体とすれば、やはり人口調整が必要です。
具体的には女性の出産回数の制限ですかね。一生で二回くらいになるのではないのかな。

ではそうなるとセックスとその前提の恋愛はどういう位置付けになるのか? たった二回の出産の為に人生で一番好きな人を選ぶ恋愛と人生で一万回は可能なセックスを制限するのでしょうか?

出産の問題だけクリアすれば、あとは好きにさせて!と言う考え方を否定出来なくなるはずです。
現に子供を産めないゲイは先進国ではほぼ認められています。
「子供の障害発生率」と言うなら、すでに生まれつき遺伝子にその因子を持っている人も子供を作るのを止められるでしょう(こう言う主張をする人はすでにいます)

恋愛とセックスを出産の為だけではなく、人生の楽しみ。体と心の快楽。幸せの為のコミュニケーションとして捉えれば、近親愛の考え方も変わってくるでしょう。 七世

2017年01月16日